訃報 名誉院長(前院長)福永保夫のことについて
名誉院長(前院長)福永保夫のことについてお知らせいたします。
去る令和5年10月5日、福永保夫が75歳にて永眠いたしました。故人が生前に賜りましたご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。
平成4年に当地にて開院し、以後30年あまり地域の「かかりつけ医院」として長年務めてまいりました。地域の皆様に深く信頼され、多くの患者様に安心と癒しを提供できたと思います。
先般、中間院長新体制へのバトンタッチを果たし、先頃は1階への移転も成し遂げ、より充実した、より利便性の高い医療サービスを提供できる体制となりました。
この受け継いだ福永の精神はそのまま、スタッフ一同、皆様が安心して暮らせるよう地域の「かかりつけ医院」として引き続き、福永循環器・内科は邁進してまいります。
福永は、以前より、もっと通いやすいクリニックにしたいと常々申しており、悲願叶い1F移転を何よりも喜んでおりました。この移転は、亡き妻である瑞恵さん(初代事務長)の願いでもあったので、一入だったと思います。院内やHPにある集合写真は、移転当日、駆け付けてきた時の集合記念写真です。
近年は病気療養中ではあるものの、患者様の近況を報告すれば目を輝かせ一喜一憂し、私生活では、食事やお酒、買い物に旅行などを楽しみアクティブに生活しておりました。夏も終わろうとしているときに体調を崩し、そのままの逝去で、私たち家族は深い悲しみに包まれております。
誠に勝手ながら葬儀については家族葬にて相済ませております。
突然のことで、同居家族はかなりショックを受けており、報告が遅れたこと、初動の対応が難しかったこと、深くお詫び申し上げます。
また、ご弔問、お香典やお供物、お供花などは、お心だけを頂戴し伏してご辞退申し上げます。
ご理解の程何卒宜しくお願い致します。
福永の思い出と共に、心からのお悔やみを頂ければ幸甚に存じます
福永循環器・内科は、これまでの歴史の中で多くの方に支えられ、患者様との信頼関係を築いてまいりました。素晴らしい院長にバトンタッチでき、素晴らしいスタッフに恵まれ、安心して旅立つことができたと思います。
これには、教授、同門の先生方からの温かく大きな支え、同期を中心とした仲間の先生方の励まし、そして体制が不安定であったにもかかわらず来院を継続して頂いた患者様のご支援があってだと思います。この場を借りて深く深く感謝いたします。
これからも、患者様に安心と信頼を提供できる医療を目指し、共に歩んでいく仲間たちとともに、地域社会に貢献していく所存です。引き続き、皆様のご支援とご協力、そしてご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
医療法人社団 保志会
理事長 小川匡彦