心筋梗塞症状としては、激しい胸の痛み、呼吸困難、冷汗、嘔気、嘔吐などがあります。狭心症と違い、痛みが通常30分以上続きます。胸痛発作が始まってから6時間以内に治療を行えば、大部分の心臓の筋肉を救うことができます。血栓を溶かす薬を注射し、カテーテルによる適切な治療をすみやかに行うことが現在一般的です。心筋梗塞をおこすと、酸素が送られてこなくなった心筋の一部は死んでしまうおそれがあるため、一刻を争う治療が必要です。